世界文化遺産登録へ向けて
○ 世界文化遺産登録へ向けて

世界遺産暫定一覧表へ記載されました。(H22.11.22)
平成22年11月22日、「百舌鳥・古市古墳群」暫定一覧表が記載され、ユネスコHPに「百舌鳥・古市古墳群」が掲載されました。
世界遺産暫定一覧表への記載を、「日本国政府」として決定(H22.10.6)
平成22年10月6日、外務省、文化庁、環境省、林野庁、水産庁、国土交通省、宮内庁から構成される世界遺産条約関係省庁連絡会議において、「百舌鳥・古市古墳群」を日本国において、世界遺産暫定一覧表へ追加記載することが了承されました。
今後は、外務省よりユネスコ代表部へ日本国の暫定一覧表を送付し、ユネスコ代表部より世界遺産センターへ暫定一覧表が送付されます。世界遺産センターから、書類内容に問題がなければ「受領」した旨の文書がユネスコ代表部へ送付され、この受領日をもって正式に「暫定一覧表に記載」されたことになります。
今後は、与えられた課題を検討し、世界遺産登録への歩みを着実にしてまいります。
・「世界遺産暫定一覧表」記載決定(H22.6.18)
国の文化審議会文化財分科会世界文化遺産特別委員会が、平成22年6月14日に開催されました。大阪府・堺市・羽曳野市と共同で提案している「百舌鳥・古市古墳群」が、世界文化遺産暫定一覧表への記載が審議され了承されました。
ワーキンググループにおいては、「歴史的に高い評価が得られることは間違いなく、暫定一覧表への登載は問題がない」と考えられるとともに、バッファゾーンの取扱いなど検討が必要とされています。
これらの審議を経て、平成22年6月18日の文化財審議会が開催され、百舌鳥・古市古墳群の暫定一覧表入りについて了承され、国内で正式に暫定一覧表入りが決定いたしました。
藤井寺市では、市内の各施設などに看板を設置いたしました。
市役所ロビー
近鉄 藤井寺駅
藤井寺市立図書館
生涯学習センター
市民総合体育館
・ 「世界遺産暫定一覧表への記載が適当」と評価 (H20.9.26)
市では、古市古墳群の世界文化遺産への登録をめざして取り組みを進めています。
平成19年9月、大阪府、堺市、羽曳野市と共同で古市古墳群(藤井寺市・羽曳野市)と百舌鳥古墳群(堺市)の世界遺産暫定一覧表記載を文化庁へ提案しました。(提案書の内容はこちらから)
その審査結果がこのほど発表され、百舌鳥・古市古墳群は世界遺産暫定一覧表(※)への記載が適当と評価されました。
平成18年度、文化庁が行った世界遺産暫定一覧表への追加記載の募集に対しては、百舌鳥・古市古墳群のほか松島(宮城県)や天橋立(京都府)など、全国から32件の提案があり、国の審議会である文化審議会の世界文化遺産特別委員会で審査され、「百舌鳥・古市古墳群」をはじめ、「北海道と北東北の縄文遺産群」「金と銀の島、佐渡」「九州・山口の近代化産業遺産群」「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の5件が「世界遺産暫定一覧表への記載が適当」と評価されました。
このうち「北海道と北東北の縄文遺産群「九州・山口の近代化産業遺産群」「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の3件が平成20年度中に暫定リストに登録されました。現在、百舌鳥・古市古墳群」は暫定リスト登録に際しての条件整備を準備しています。

評価
審査では、百舌鳥・古市古墳群について、次の点などが評価されました。
▽平面積で世界最大と言われる仁徳陵古墳をはじめ最大級の古墳の多くが含まれるなど、日本を代表する古墳群である。
▽世界の古代国家形成期に築造された他の巨大記念工作物にも並ぶものである。
▽日本の国家形成の過程を示すだけでなく、独特の形態を持つ古墳を築造するために集中的に膨大な労力が投入されたことを示す極めて重要な資産である。
▽日本を代表する古墳群として、顕著な普遍的価値を持つ可能性が高い。
課題
なお、百舌鳥・古市古墳群については、今後、暫定一覧表への記載に先立って、次のような課題を検討すべきとされました。
▽陵墓についての適切な保存管理をどのような形で担保するのかについての考え方の整理。
▽世界遺産の審査などが陵墓の特性を十分尊重して行われること。
▽資産の保存管理状況に係る定期報告など、世界遺産条約の履行義務に対応可能な体制の整備。
▽都市化が進んでいることから、緩衝地帯の範囲と規制内容について、明確な方向性を示すこと。
今後、府、堺・羽曳野市と共同で、国や関係機関の指導や協力を得ながら暫定一覧表の記載に向けて、課題の検討・整理を進めます。
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(※)世界遺産暫定一覧表は、国が世界遺産へ登録をめざす遺産を記載した一覧表です。世界遺産に登録されるためには、まず、世界遺産暫定一覧表に記載される必要があります。
・ 提案書について
・ 今後の世界遺産登録の手続き
世界文化遺産への登録に向けた手続きについては下図のとおりです。
今後、百舌鳥・古市古墳群の顕著な普遍的価値の証明や、遺産をどのように保存していくのかを定めた保存管理計画の策定、遺産と周辺地域を一体的に保護するためのバッファゾーン(緩衝地帯)の設定など、世界文化遺産の推薦に向けた条件整備を行う必要があります。条件が整えば、国がユネスコへ推薦書を提出し、専門機関(イコモス)による審査や現地調査を経て、ユネスコ世界遺産委員会が世界文化遺産への登録の可否を決定します。



